病気で入院したら検査が大変だった

中学生になってすぐに海綿状血腫という小脳の病気での入院を経験しました。神経質なタイプで、入院は苦労する部分もありましたが、幸い暫くは大部屋で過ごしましたが個室に移動することも叶い、母親も十分すぎるくらいサポートしてくれたので(甘ったれだったので不眠になり、泊まって貰っていた)大きな手術のダメージやストレスは酷かったもののなんとか頑張れたのだと思います。

それでもとても辛かったのが「検査」です。私の場合ですが、血腫自体はありがたいことに良性だったのですが「血管が破裂した際の血液が脳を圧迫していた為、投薬して時期を待っての血液除去」という段取りになってしまっていました。そんな事情から暫くの間毎日大量の採血から始まりCT、MRなど検査尽くめの日々を送っていたのです。

看護師さんはともかく、検査技師さんは(専門的な部分が違うので仕方ないのでしょうが)患者の気遣いまでは全くしくれません。体調が良いわけではないので薄着だとすぐに冷えますが検査室の中で半裸のまま放っておかれることもありました。この検査の経験が入院で地味に辛かった思い出です。