もはや癌は恐ろしい病ではありません。

父が30年ほど前に直腸がんでトモセラピー治療を受けました。当時は本人に告知する事はなかったのでバレないように大変でした。
入院中は国立病院はまだ完全看護ではなかったので、母と私とで交代で簡易ベットを借りて看護しました。
人工肛門になってしまいましたが何とか一命を取りとめましたが、本人はまだ会社勤めをしていた為社会復帰出来るのか心労はかなりあったようです。
入院期間は3ヶ月位あった記憶があるのですが、本人も手術後はかなり落ち込んでいましたが、持ち前の精神力の強さで何とか乗り切りました。
また、大部屋に入院していたので年齢も境遇も違う人達と過ごす事で気が紛れていたようです。
退院してからは、人工肛門の処理は自分でやらなければいけないので、同じ境遇の人達のセミナーや集いがあれば出席してより使いやすくて良いやり方、物を探していました。
社会復帰も無事に出来ました。やはり当事者の性格をよくわかってあげる事だと思います。
叱咤激励するか、ひたすら寄り添ってあげるかタイプによると思います。